好きと得意を考える
社会人として20年弱働いて来て、色々と思うところのある仕事と「好き」と「得意」の関係です。たいていの人にとって仕事は人生の大半を占める重要な柱の一つで、仕事とどう付き合うかがQOLを決めると言っても過言ではないと思います。そこで私が考える仕事との適正を以下に簡単にまとめてみました*1。
得意 | 苦手 | |
---|---|---|
好き | ◎ 天職 | △ 憧れ・下手の横好き |
嫌い | ○ 意外な才能 | × 苦行 |
- 好きかつ得意なこと(天職):これを仕事にできたあなは最強です。好きだからそれに時間や労力を費やすことを惜しまないでしょうし、得意なので努力すればその分結果もついてきます。社会的な評価や報酬も十分期待できるでしょう。
- 好きだけど苦手なこと(憧れ・下手の横好き):好きだけど得意ではない、その才能がないことは単なる憧れと言えそうです。これを仕事に選んでも結果が出ないので、周りからの評価は期待できません。頑張っても成果がでないし、評価もされないのでだんだんと嫌いになっていくかもしれません。
- 嫌いだけど得意なこと(意外な才能):興味がなかったりむしろ嫌いなのに人よりもうまくできてしまうので、あなたの気持ちとは裏腹に評価される結果になります。あなたの気持ちと周りからの評価や期待にconflictが生じてしまいますが、仕事と割り切るなど自分の中で整理を付けることができれば、うまく付き合っていける可能性があります。
- 嫌いで苦手なこと(苦行):運悪くこれを仕事にしてしまうとあなたは嫌いで苦手なことに人生の大半の時間を取られてしまうことになり、文字通り苦行と言えるでしょう。
*1:あくまで個人的な見解です。当てはまらないケースもあるでしょうし、現実にはもっと様々なケースが存在するでしょう。